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2025年 ベイトつくり② 90mmペンシルベイト(Nuevo) 完成

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  さて、今年 (2025 年 ) の「ベイト / ルアー作り」第6弾、 なんとかというか、ともかく完成させました。 All new/ 新作 Size-90mm ~ 5908PB/JB-AH90 ” Minnow ” (Pau), 3D&MC 2025proto ~ 最終コート合計 10 回 ( セルロースセメント ) の途中で目玉 (5mm) を取付。 目玉が入ると表情が出るので、ぱっと視、毎回それなりに出来上がった感じがしますが、やはり細かい部分を視ると残念な出来、ダメですね。。。 (^^; 今回の工程の見直しについて。 セルロースの課題である「色流れ」は、以前からも目立った失敗はないのですが、原点・基本に立ち返るというか、ともかく面倒がらず根気よく「色止め」をやりました。 塗装時も1色毎(同色でも一回塗装する毎)に色止めを吹いて重ねていきましたが、最終色止めも 10 回 ( 従来の倍 ) やってみました。 「流れ」がわかり易いのが背中の鱗模様。 下地の色が透けたりしてなさそうなので、悪くはないですが、どこか今イチ。 腹側も同様なんですが、塗装~後色止め前に油性マジックで入れたネームで流れを視ると、   「色流れ」はないのですが若干滲みが出て「ボケ」てます。 これはセルロースでよく出る現象というか、最終コートを重ねるほど不可避なものですね。 あと、初めて視るような微小な「シワ」みたいのと、既に変色 ( 黄色 ) が出ているのが気になるところ。凸凹やうねりも色ムラも概ねないので、写真ではわかりずらいところから考えると、最終コートの問題か?。。。 さて、今日も暑い一日になりそうです。 では、今日もよい一日を!

2025年 ベイトつくり② 90mmペンシルベイト(Nuevo) ボディ完成

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さて、今年 (2025 年 ) の「ベイト / ルアー作り」第6弾、 完全新作の 90mm ペンシル / ジャーク・ベイトのボディをようやく完成させました。 5908PB/JB-AH90 ” Minnow ” (Pau), 3D&MC 2025proto 板材 ( 桐 ) から削り出したワークピースを取り出し、ざっと外周仕上げ 2枚を糊付けして仮組し、全体をヤスリ&ペーパーで手仕上げ   別途 SUS 線 ( Φ 1) を成形して内部フレームを製作、 仮組ボディを再びバラして、錘と一緒に SUS フレームをエポキシで貼り合わせ ペーパーで全体を最終手仕上げ。   次はアルミを貼りですが、どの程度の仕上がりの悪さが浮き出てくるか。。 (^^) ? そして中間コーチをして静止姿勢と風呂場で動きの簡易チェック。 一応、計算 ( 設計 ) 上、フローティングで 1 ~ 2cm3(g) ほど浮力残しなんですが、この重心で実際水の上でどんな姿勢で浮き上がるか。 この派生版のダーター型も、追いかけて作業をしているので、同時に来月末には完成させる予定です。 では、では。

2025年 ベイトつくり② 90mmペンシルベイト(Nuevo) 削り出し

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さて、今年 (2025 年 ) の「ベイト / ルアー作り」第6弾、 全くの新作ベイトの製作ですが、ボディの削り出しを終えました。 Size-90mm ~ 5908PB-AH90 ” Minnow ” (Pau), 3D&MC 2025proto ~ 重心 ( バランス ) を変えた派生モノも一緒に、2個 set に配置して同時に削り出しました。 ストック / 板、材質 / 桐、寸法 80W x 300L x8.5t 加工機 /CNC3030ProVerMax 内側の削り、錘を入れる部分が上下で若干違いますが、   外側の削りは全く同じなので、パターンを使用。 2セット分一緒に削るし、途中で間抜けにも電源コードが抜けるアクシデントがあり1 peace( 右上 ) の一部をパテ補修してから加工をしたこともあって、かなり時間がかかりました。 そして今回も最も出来が気になるのが、リアルに細かくモデリングした詳細部 ( 顔や鱗 ) 。 特に鱗分はパスが複雑になり、欠け防止を意識して切削速度を 100mm/min まで落としたので、時間がかかった ( ここだけで正味 7 時間程 /2set) ものの、ざっと見て、モデリングを忠実に加工して、まずまずの出来でした。 かなり深く削り込んで、1セット分が無駄になったかと思いましたが、パテ補修した部分がそれなりに削れていたので、追加製作せず予定通り2セット分試作ができそうです。 ただこの詳細部加工の前にやる外面最終仕上げ工程で、工数と時間をかけたのに、ボールエンドミルの工具経の違いから底面 ( 合わせ面 ) に近い部分をカバーしきれてない点が目立ち、残念なところ。 それと毎回、この素材で出る薄い筋状の凹凸があまり改善してませんでした。 通常、下地コートで消える程なんですが、厚くコートするとせっかく削り出した詳細部が消えてしまうので、そのまま軽くペーパーで処理する程度で、 この微細な凹凸模様が、アルミ貼り付けしても浮き出て、最終工程まで残ることになり、 これまでもそのまま、ま、考え方・見方を変えれば「リアルな自然な表情」とも言えるので、そんな「味」として許容しているのですが、、、 (^^; ひとまずこれらの点を踏まえ、もう一つの派生版 ( ノッチ入れた...

2025年 カヤック釣り/Season7 第21話(動画) 今季新作105mm Crank Bait、Debut-2戦目に初黒星を上げた日

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  さて、 今季の カヤック・フィッシング / Season 7 の続報。 まいど編集に手間取って進捗遅くなってますが、 ようやく先月中旬 (7/23 水曜 ) 、第 21 回目の釣行動画が出来上がりました。 【釣行 Data 】~動画ご参照ください。 【概 略】 前回 ( 第 20 話 ) の日、不安定な天候が続き、にわか雨や通り雨が全く読めず再び1週間程中断。 この日も期待せず、タフな状況下を見込んでましたが敢えて、前回デビューさせた今季 (2025 年 ) 新作ベイト(4種作のうち) 105mm Crank Biat/3109CB-AH60Ch を連続登板。 この日はいつもの場所に小セイゴが小群ていたのがわかったものの、思いの外魚はチビちゃん。しかもコレまでからかなりサイズダウンし。魚の大きさを考えると 75mm( ペンシル ) を使ってお茶を濁すところ、せっかくなので新作 105mm をメインに試してみました。 とりあえずこのベイトはここで一区切り。 次は同シリーズ ( 第 2 弾 ) 顎無しベイトを実釣テスト、コツコツ地道に消化しないと。。。 今年は梅雨、そして雨が降ると入ってくる黒鯛パターンが殆ど崩れてましたが、この日は久々に投入した 90mm カタクチ・ペンシルの活躍 (?) により、良型のぽっち黒鯛の顔も見れました。 よかったら、ご視聴ください。   https://youtu.be/VeWQNHjTquY   さて、今日は週末、日曜日。 あっと言う間にお盆も夏休みも終わり、真夏の行楽休暇も今日までですね。 暑い中、遊んでレフレッシュし、心地よい疲れを癒やしていることかと思います。 では、また明日、週明けから気分を一新。 いよいよ今年も第三コーナー、秋へ向けて、残暑を乗り切って行きましょう!

2025年 ベイトつくり② 90mmダーター(ペンシル?)ベイト(Nuevo)

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さて、今年 (2025 年 ) の「ベイト / ルアー作り」第6弾は異サイズ版でも再試作でもない完全な新作ですが、これも派生シリーズを作ることにしました。 2D製図はすでに同じ図面の中で描けるレベルの違いで、3D-modelingも複製&流用してお手軽に設計作業を終えました。   口にシンプルなノッチというか切り込みを入れ、一応ペンシル型のダーターベイトの予定で、その他の形状&サイズは同じく 90mm 。 5908DB-ND3.5 ” Minnow ” (Pau), 3D&MC 2025proto 錘 / 重心バランスを変えてますが、それぞれ同じバランスでも試作し、違いをみたくなって、4パターン、もしくは更にノッチ形状を若干変えたものを加え5パターンで、動作の比較をしてみようかなと思ってます。 更に凝った詳細部は、最終工程までやるには結構手間がかかるので、試作は単純な外形形状で仮シールして比較し、本試作をやるか?  そもそも大差というか明確な違いを判断できず、実釣である程度やってみなければならない場合を見越して、派生版として残すことにして、最初から手間をかけるか? どっちが効率いいのかわからないのが、このような派生モノの悩みどころですが、 ま、いずれにしても実際に形にしてトライ&エラーしかないので、 効率とかあまり考えず 、さっさとバリバリ削ってひとつずつ確かめていくしかないかな、と。 三連休明けですが、夏休み&お盆休みの方がおおいかと思いますが、 引き続き残り少なくなってきた短い夏、楽しくお過ごしください。 無病息災、健康&平凡こそ最善。  

2025年 カヤック釣り/Season7 第20話(動画) 今季新作ベイト(Debut!)が黒星スタートとなった日~その有効活用は?

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さて、 今季の カヤック・フィッシング / Season 7 の続報。 先月中旬 (7/16 水曜 ) 、第 20 回目の釣行動画の編集が出来上がったので公開しました。     【釣行 Data 】~動画ご参照ください。 【概 略】 連日厳しい真夏日から一転、まとまった雨が続き暫く中断。灼熱の大気も川も幾分和らぎ、 10 日ぶりに再開。 先日完成した今季 (2025 年 ) 新作ベイト(4種作のうち) 105mm Crank Biat/3109CB-AH60Ch を、この日デビューさせました。今季もずっとどの魚の反応も軟調だし、メイン・ターゲットとなるシーバスは丸は丸っ切りダメ、偶に出る平シーバスも小セイゴ・クラスばかりだし、青物も全くダメなので、これと同設計の 90mm 版ベイト ( 昨年 prito 品 ) のサイズアップ版を作ったはいいが、今季使うかどうか躊躇してましたが、使わきゃ意味ないのでついにこの日実釣投入&評価を開始しました。 結局、シブい状況は更に悪化、このベイト以外も全く振るわず、ほぼ完全ボオズの展開となりました。 天候は素晴らしく、風がなくベタ凪の水面。暑さは再び増してきましたが、濁りもない良好な水色で、ベイトはトップから水中までとてもよく見え、絶好のベイト / ルアーの動作テスト日和となりました。ま、こんな日じゃなければ、腰据えてじっくり評価もできないので、タフな日を有効活用して帰りました。 尚、4部作の残りも、順次投入&評価予定です。誰かご要望があれば譲って、しっかり実釣評価レビューしてもらうのもいいのかも。。。 よかったら、ご視聴ください。 https://youtu.be/H2zYofGTEr8  

お家でモノつくり Fish Clip用木製ティップ付の製作と改造

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  さて、本日は入院直前にやっていたことの話です。 その前になりますが、 6 月の釣行で指に針がぐっさり刺さる事故があり (Youtube 動画第 12 話、 2025.6.15) 、 その直後に小型プライヤー (SUS 製 ) の先に取り付ける「木製ティップ」を設計&製作し、魚を掴む専用プライヤーに改造しました。→本 Blog(2025.7.13 の話 ) https://pescabonita.blog.fc2.com/blog-entry-1721.html   この安全対策により、不意の針掛かりや魚の歯から指先を守り、尚且つ「接触面の大きい木製 鈎」 を使うことで、魚の口をしっかり掴んでも不用意に傷つけたり必要以上に触る負荷を減らすことができるようになりました。→ (Youtube 動画第 14 話、 2025.6.22) https://www.youtube.com/watch?v=v2ftIohE4oM 過去には Boga Grip( 正規及びブラジルや中華類似品 ) やプライヤー ( 普通品の他ブラジル /Amazon 初釣行時に購入したアルミ製のプライヤー ) なども使ったものの、やはり魚の顎を傷つけてしまったりするので、手袋をはめたり親指だけ保護するカラー (PET) を使ったりしたものの、自分の手をほぼダイレクトに使うのでハンドリングはしやすくなるものの、指の保護はまだ不十分だし、いちいち手に装着するのが面倒なため、イージーな素手になってました。 そこで上述のような経緯で、ずっと頭の片隅にあった ( モスキートみたいな ) 小型プライヤーに木製ティップをつける改造をし、一応この件はクローズしたのですが、 魚に対して幾分小さ過ぎ、型木製ティップの分もあり、少し柄の開きが大きくなってしまうのが難だなと感じていたので、 今回これも頭の片隅に置いてあった、 Fish Clip(Boga 模倣品 ) に木製ティップをつける案を実際に形にしてみました。 1) 設計3D-modeling 現物 (Fish Clip 先端部 ) の測定。厚みは 2.5mm 。 面取りが片面なので、左右若干違うように見えますが、同形状です。 これを Cambus 挿入して描画して行き、主に押出で立体化し、細か...